今年7月、ベトナムで開かれたASEAN地域フォーラムで南シナ海における
中国の傍若無人な振る舞いが各国の批判の的となりました。
フィリピンと領有権を争っている海でフィリピンの漁民を
一方的にダ捕する事件がヒンパツしました。
反対に中国漁船をダ捕したインドネシア海軍の軍艦を複数の中国海軍の軍艦が
包囲してミサイルの照準を合わせ、釈放しなければいまから攻撃する、
と脅しをかける事件も発生しました。
こうした中国の一方的で横暴な態度にASEAN諸国が一勢に反発したのでした。
これを受けて中国の楊外相は演壇に立つや「騒がしい」と一喝した上で
「東南アジア諸国は中国の貿易によって繁栄している(小国)であり、中国は(大国)である」
と述べたのであります。
また「各国はその問題をこのようなASEANなどの場に持ち出して(国際化)する前に、
相手が自国よりもはるかに大きな中国であること、また中国の存在によって今後とも
経済発展をとげていかねばならない立場であることをよく胸に手をあてて考えるべきである」
と発言したのであります。
一国の代表が公の場でヤクザまがいのオドシを公然と行なったのでございます。
また楊外相はその上で
「領有権問題は沿岸各国と中国との2国問題であり、
このような場で話題にすることを断固として拒否する、
またあらゆる軍事行動の選択肢を排除しない」
と宣言したのであります。
この楊外相の傍若無人の発言は居合わせたアジア諸国の各閣僚や
ヒラリー・クリントン米国務長官を唖然とさせました。
またそこに我が国の岡田外務大臣も同席していたのでございます。
中国の脅威を岡田大臣はまざまざと体現した筈でございます。
中国の軍事的野望と領土への挑発行動にどう対処するか、
早速日本に持ち帰って協議されたはずでした。
私はイクときはこんなに大量の潮を吹きますので悪しからず、
と相手がバケツ一杯分の潮を吹いてみせたのでございます。
であるのにもかかわらずなんの準備も備えもせずに漫然と放置しておいて
いざ相手がバケツ一杯分の潮を吹いてみせたら今さらながらに驚いて
腰を抜かしボッキ不全に堕ち入ったごとくの案配なのが、現実の我が日本政府なのでございます。
外務省はこの3ヶ月間、何をしていたのでありましょうか。
潮を吹きます、と相手が宣言していたのでございますから、
少なくともバスタオルや換えのシーツなどは用意して備えているべきでした。
であるにもかかわらずチンポを出してシゴいている傍観者のごとき、であったのでございます。
全省庁のうちで一番必要のないのは、相手の行動をただポカーンと見ている
センズリ好きの外務省でございます。
”- 日 記 (via writerman-js)