“70年代にもっとも影響を与えた日本のグラフィック・デザインというと、まず横尾忠則をあげる人が多い。それは当然だが、彼と同じくらい、一般のレベルで
はもしかしたら横尾さん以上に強い影響を日本中に振りまいたのが水森亜土、通称亜土ちゃん(亜土たんと呼んでいた人もたくさんいた)だろう。
ジャズ・シンガーであり、レビュー・クイーンであり、イラストレーターであり、油彩画家でもある亜土ちゃんは、そのあまりにマルチな活動ぶりに、かえって過小評価されてきたきらいがある。
テ レビでおなじみだった、あの歌いながら透明ボードに両手でササッとかわいい絵を描いていくパフォーマンスは、まるでマイケル・ジャクソンのムーンウォーク のように、当時の日本中の子供たちをプチ亜土ちゃん化したものだった。いま考えると、あれが日本のグラフィティの、もっともパワフルなオールドスクール だったような気がする。そこらの商店街の壁とかに、アメリカの丸コピーのグラフィティをスプレーして得意になってる若者は、亜土ちゃんのオリジナリティを 見習ったほうがいいかもしれない。”
- roadside diaries - 水森亜土展!:弥生美術館で開催中 (via kogumarecord)
ジャズ・シンガーであり、レビュー・クイーンであり、イラストレーターであり、油彩画家でもある亜土ちゃんは、そのあまりにマルチな活動ぶりに、かえって過小評価されてきたきらいがある。
テ レビでおなじみだった、あの歌いながら透明ボードに両手でササッとかわいい絵を描いていくパフォーマンスは、まるでマイケル・ジャクソンのムーンウォーク のように、当時の日本中の子供たちをプチ亜土ちゃん化したものだった。いま考えると、あれが日本のグラフィティの、もっともパワフルなオールドスクール だったような気がする。そこらの商店街の壁とかに、アメリカの丸コピーのグラフィティをスプレーして得意になってる若者は、亜土ちゃんのオリジナリティを 見習ったほうがいいかもしれない。”
- roadside diaries - 水森亜土展!:弥生美術館で開催中 (via kogumarecord)