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- かんべえの不規則発言 (via pdl2h)
「とにかく理解してほしいのは、中国において対日問題は内政問題なんです。扱いを間違えたら、即座に失脚する。中国で失脚と言ったら、一族郎党の生命財産が危うくなるという、文字通りの命懸けですからね。選挙に落ちて、それで済む日本の政治家とは覚悟が違うんです。例えば温家宝首相は、今とってもビミョーな立場なので、対日問題にはどうしても腰が引けてしまう。だから日中首脳会談をドタキャンしたりする。本当であれば、ナンバーツーである首相は、国家主席の踏み台にならなければならないのに」
「正直に言うと、この件は早く忘れたい。粛々とG20とAPECを終わらせて、何事もなかったかのように日中首脳会談を終わらせてホッとしたい。ところが、胡錦濤主席が国際会議に出席する直前に、あのビデオが流出してしまった。これでは胡錦濤主席が、日中首脳会談に出るか出ないかで悩まなければならない。引退を2年後に控えて、どうやって権力基盤を維持するか腐心しているこのタイミングで・・・・」
「そもそもフジタの社員を解放したのは、あのビデオを公開しないことが交換条件だったんですよ。それが全部蒸し返しになってしまう。ホントにこれは故意ではないんですか。中国を困らせるために、練りに練った悪意でやってるんじゃないのですか。それにしても、日本とは何としたたかで悪辣な外交を仕掛けてくるんだろう・・・・」
”- かんべえの不規則発言 (via pdl2h)