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- 紅茶にミルクを注ぐか、ミルクに紅茶を注ぐか – ガジェット通信 (via mcsgsym)
イギリスでは美味しいミルクティーを作るには、紅茶にミルクを注ぐべきか、ミルクに紅茶を注ぐべきかという論争が古くからあるという。なんか美味しんぼのエピソードでも出てきたような。
ケンブリッジ大学でもかつてこの論争が行われたらしい。一人の女性がミルクに紅茶を注ぐべきだと主張し、逆だと不味くなってしまうという。そして自分は両者の味の違いをきちんと見分けることができると主張した。
多くの科学者は彼女の意見は間違っていると考た。どちらの方法でミルクティーを入れても味は変わらないはず、と。
そこで二重盲検テストが行われた。本当に彼女は両者の違いを見分けることができるのか? 結果は「見分けられる」であった。確かの彼女はきちんと両者の味の違いを判別したのだ。両者の味は同じであると主張した科学者の方が間違っていた。
この現象は現在では科学的に解明されている。紅茶にミルクを注いだ場合、ミルクの温度が急激に上がりすぎて、ミルクに含まれるタンパク質が変質し酸味を帯びてしまう。
これが正しい科学のあり方なのだ。一見馬鹿馬鹿しい主張で会っても、検証もせずに安易に「そんなの正しくないはず」という思い込みで否定するのは科学ではない。
”- 紅茶にミルクを注ぐか、ミルクに紅茶を注ぐか – ガジェット通信 (via mcsgsym)