ポール・ギルバート(Paul Gilbert、本名はPaul Brandon Gilbert 1966年11月6日生)はアメリカのギタリスト、ミュージシャン、作曲家。
5歳の時、父親から誕生日プレゼントしてギターをプレゼントされる。この頃からビートルズやジミ・ヘンドリックス、レッド・ツェッペリン、ヴァン・ヘイレン、クラシック音楽などを愛聴[1]、ギターに明け暮れる日々を送る。
高校を卒業後、ロサンゼルスにある音楽学校Musicians InstituteのGIT科(Guitar Institute of Techonology)に入学。ギターが上手すぎたがために1年で卒業。その後、同校の講師に就任する。
速弾き、タッピング、ストリングスキッピングなどのハードロック色の強いテクニカルなプレイを得意としている。特にスウィープ・ピッキングを用いた速弾きの技術があり、「光速ギタリスト」の異名をとる。
MR.BIGではブルージーなプレイに挑戦したり、アコースティックなプレイを取り入れるなど、音楽的に表現を広げていった。ソロに転じてからは自身の叔父ジミィ・キッドとブルースのアルバムを製作したこともある。
アイデア豊富な人物でもあり、 MR.BIGの代表曲の一つでもある「Green Tinted Sixties Mind」ではイントロのメインフレーズを全てタッピングで弾ききった。また「Take Cover」では一風変わったドラムパターンを考案。「Daddy, Brother, Lover and a Little boy」ではドリルを使い、まるで超高速でピッキングしているような音を出す。歯でスウィープ・ピッキングをすることでも知られる[2]。
アルバム『BURNING ORGAN』収録の「I Like Rock」では100本という常識はずれの数の異なるギター(正確にはベースやアコースティック・ギターも含む)を一つの曲に使いつつ、なぜか服装まで変えながら(全裸も含む)録音すると言った[3]、遊び心のある挑戦をしている。
大の親日家としても知られ、2年間日本に在住していたことがある。そのときに知り合って結婚したのが日本人である妻のエミ・ギルバートである。[9]また、ソロ・アルバムには「Boku No Atama(ぼくの頭)」という、たどたどしい日本語で歌った曲が存在する。
”- ポール・ギルバート - Wikipedia (via petapeta)