“2007年10月14日放送のNHK杯戦、対中川大輔戦は、羽生が七冠のときのNHK杯戦決勝と同じ顔合わせとなったが、終盤で中川が自分の玉のトン死の筋に気づかず、羽生の逆転勝ちとなった。最後は歩1枚さえも余らない、ぴったりの詰み。解説の加藤一二三は、トン死の筋に気づいたとき、「あれ?おかしいですね。えぇぇ! トン死?」「NHK杯戦史上に残る大逆転じゃないかな」「ひょぉぉ!」などの驚嘆の声を連発した。この対局の映像は後にニコニコ動画に投稿され[1][2]、脅威的な再生数を記録した。また、この対局を編集してBGMをつけた動画[3]の再生数は約31万回を超えている。また、後述する勝又清和による解説の動画[4]も再生数は10万を超えており、プロ対局の解説動画としては最も再生数が多い。勝又清和が将棋ニュースプラスで、この対局を解説した際、「羽生さん自身もこんな奇跡的な展開はないなと(言っている)」、「(羽生が)後でネットも見てたらしいですね。その話を聞いた時『ニコニコ動画に出てましたね』と結構反響があったので。」などのエピソードを紹介。この時点で羽生が視聴したかは明確ではなかったが、「棋士 羽生善治」のロングインタビューの中で、ニコニコ動画の映像を視聴したと明かした。”
- 羽生善治 - Wikipedia (via plasticdreams)
- 羽生善治 - Wikipedia (via plasticdreams)