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"一方で、ランドセルその他プレゼントをあげたりするよりも、よりよい方法があると私は考えています。 子どもの生活に関する雑費用は全て措置費という公的資金で賄われています。児童養護施設の子どもたちは、その措置..."

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“一方で、ランドセルその他プレゼントをあげたりするよりも、よりよい方法があると私は考えています。

子どもの生活に関する雑費用は全て措置費という公的資金で賄われています。児童養護施設の子どもたちは、その措置費を受け取った施設の職員とともに、お店で自分のランドセルを買うことができます。服もおもちゃも買ってもらえます。クリスマスプレゼントも。児童養護施設の子どもたちは、モノにはあまり困っていないのです。子どもたちは、僕が子どもだった頃よりはるかに多くのおもちゃを持っている場合が多いです。

このことについて、多くの人々が誤解をしているのではないかと恐れています。多くの施設において、子どもたちは、モノには囲まれています。しかし、子どもの成長にとって一番大切な、大人のぬくもりには囲まれていないのです。理由は簡単です。子どものおもちゃをたくさん買っても、100万円にもなりません。ですが、職員を一人雇うのにも500万円が必要です。

地味ですが、児童養護施設にいる子どもたちにとって一番必要なことは職員数を増やすことだというのが現場の声の大勢を占めています(私の主観ではなく、アンケートによるものです)。中長期的・全体的には制度変更が必要なのだと思います。

また、個人ができることとして、里親になることであったり、定期的に施設に通いお手伝いすることなどがあります。子どもの育ちにとって一番大切なのは家庭に近い環境で育つことなので、里親家庭が増えることは素晴らしいと思います。また、施設で勉強や稽古事のボランティアを毎週一度ずつでもして頂けると、子どもにとっては、身近な大人に触れる貴重な機会であり、また、施設職員はあなたが子どもの相手をされている間に、泣いている子どものケアや、事務作業などを行うことができます。お電話で施設にお問い合わせください。(ただし、多くの施設は日々の業務に忙しくて対応がぶっきらぼうかもしれませんが、気を悪くされないでください)”

- Taejunomics 拝啓 全国のタイガーマスク様 (via raurublock)

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