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"1-0とリードする状況から迎えたPKの場面などは最たるもの。日本選手が「シリアのオフサイド」と口を揃えるプレーを、逆に日本のバックパスと見なされ、オフサイドの位置にいた選手を倒したGK川島がPK献上&一..."

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1-0とリードする状況から迎えたPKの場面などは最たるもの。日本選手が「シリアのオフサイド」と口を揃えるプレーを、逆に日本のバックパスと見なされ、オフサイドの位置にいた選手を倒したGK川島がPK献上&一発レッドとされる微妙な判定。熱くなり冷静さを失ってもおかしくない場面でした。しかし、ハートは熱く頭はクールな日本代表は、心を乱されることなく粛々とベストを尽くしていきます。

ヒートアップする審判を面白い顔で和ませにいく長谷部・遠藤。各選手が主審・副審に詰め寄れば、チームスタッフもその抗議に加わります。その熱い抗議の一方で、「こりゃレッドだな」と見るやすかさず控えGKの西川を準備させる日本ベンチ。その頃には、抗議は退場となる川島とキャプテン長谷部だけで行い、ほかの選手は次の状況へと動き始めます。

給水を行う者、打ち合わせを行う者。いつまでも判定のことでグジャグジャしたりはしません。抗議を続ける長谷部もチラチラとベンチを見やり、「西川の準備できたか?」と言わんばかりの表情。アジアの偏向判定さえも試合の一部分として受け止め、その中で戦っていく覚悟を見た想い。GK西川はPKを決められた直後に猛然とボールを拾い、センターサークルへ送りました。シリアがコーナーフラッグ付近で喜びの輪を作っている間に日本選手はセットしました。同点にされた怒り・落胆・苛立ちではなく「残り15分で同点」という状況を見つめ、何が必要かを各選手が判断していました。



- スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム:アジアの笛!ふざけたロスタイム!日本代表が苦戦の末にシリアを下すの巻。 - ライブドアブログ (via gkojax)

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