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- 氷上の光と影—知られざるフィギュアスケート - 琥珀色の戯言 (via mysister)
村主章枝がソルトレイクシティ五輪のフリーで氷上に出て、ベートーベンの「月光ソナタ」のメロディがはじまるのを待っていた。静まり返った観客席から、誰かが日本語で叫ぶ声が聞こえてきた。
「村主、光を放て!」
「いやあもう、集中力が切れそうになっちゃって。こんなことをいう人は、いったい誰なんだって思いましたよ。あの後で、よく自分でも最後までどうにか滑ったものだと思います」
後日、村主は笑い転げながらそう語った。
実は声の主は、元プロテニスプレイヤーの松岡修造氏だった。彼が現役の選手だったころ、海外で日本語の応援の声が聞こえると勇気付けられたものだったという。その自分の経験から、リンク際から熱い声援をおくっていたのだった。
なんて、「松岡修造的」なエピソード!
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