「宿題が終わらない」小学生3人が集団自殺未遂 – ロケットニュース24(β)
「死んだらもう宿題をしなくてもいいよね。みんなで死のう」
王歓さんもそれに同調。2人の6年生に対し婉テイさんは最初は死にたくはなかったそうだ。しかし、先生からの罰を考えるとそっちの方が怖くなり、死ぬことを決意。3人で2階から飛び降りたのだという。6年生2人も自殺をはかったことを認めている。
3人が通う学校の校長は「宿題については担任から『3時間あればできる程度の量』だったと報告を受けている」とコメント。また、「警察も子ども達は遊んでいる間に2階に上がってしまい、下りられなくなって飛び降りたと聞いている。あれは自殺ではなく事故だ」としている。
学校側はあくまで偶然の不幸な事故であることをから強調だ。なお、命に別条はないとはいえ3人とも重傷を負い現在も入院中である。
中国の教育現場での子どもへのプレッシャーはすさまじいものである。怪我で済んだのが不幸中の幸いだろう。今回の件を通し、学校の宿題の量と体罰の有無だけではなく、教師と子ども達との日頃のコミュニケーションの有り方についても論議を呼び起こしそうだ。
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