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- Business Media 誠:ちきりんの“社会派”で行こう!:日本人が“やめられない”理由 (3/3) (via youcean) (via homh) (via skamio) (via tra249) (via hk2mrhu) (via wawawa8888) (via mnak) (via ssbt) (via hisame) (via easily) (via okadadada)
大半の学生は就職の時、ほとんど意味のない理由で会社を選びます。「会った人がすばらしい人だった」みたいな理由です。そんな適当な理由で入った会社でも、辞めるとなるとやたらと悩むのが不思議です。
「こんなに早く辞めたくなるなんて、自分の頑張りが足りないのではないか?」と考える人までいます。でも本当は「生まれて初めて選んだ仕事が、自分の人生を賭けたい仕事であった」などという“運命の出会い”は起こらないのが普通です。
年齢や経験に応じて仕事を変えながら、「これだ!」と思える仕事にめぐり会えばいいのです。いくつか経験することで、だんだんと自分のことも、やりたいことも分かってくるのですから。
しかし、日本には「たとえ適当に始めたことでも、簡単に辞めてはいけない!」という道徳観があります。周囲もやたらと「速断すべきでない」という プレッシャーをかけます。「やめること」は「逃げ」とか「根性がない」とか言われ、「続けることに、やめることより高い道徳的価値を置く」のです。
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