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- 『SONGBOOK』にみる、職業作家としてのキリンジ -インタビュー:CINRA.NET
―今アイドルとかアニメの曲提供はコンペがすごいっていう話はよく耳にしますが、そういうものに興味ってあったりします?
泰行:音楽的には興味はないですが…儲かりそうだなっていう(笑)。
高樹:面白いとは思いますけどね。ももクロとか、とてもじゃないけど普通の人には作れないでしょ? それはすごいと思いますけど、自分の心に響く音楽かっていうと、そうではないかな。アニメの音楽も確かにクオリティは高いけど、独特の臭みというか、ムードがあるじゃないですか? 「この歌すごくよくできてるけど、なんか違和感あるな」っていつも思うし、きっとその違和感が肝なわけですよね。僕はそこにピンと来てない人間なので、だから、僕らがコンペに出しても使われないと思います。「ぼんやりした曲だな」で終わっちゃうんじゃないですかね(笑)。
”- 『SONGBOOK』にみる、職業作家としてのキリンジ -インタビュー:CINRA.NET