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- 置き忘れたカバンが戻ってきたら「お礼としてカメラはもらっておきます」との手紙が入ってた:らばQ
カバンをなくしたのは、イギリス人のジェレミーさん、サリーさん夫妻で、休暇でイタリア旅行に行った帰りのことでした。
イギリスの小さな空港に到着してから、所持品のいっさいがっさいを入れていたカバンを置き忘れてしまったことに気づいたのです。中にはパスポートや運転免許証なども入っていました。
すると数日経ってから、その失くしたカバンが郵便で届いたそうです。わざわざ夫婦の住所を調べて、郵送までしてくれたことに2人はとても喜びました。
ところが話はこれで終わりませんでした。パスポートを含めた全ての所持品はカバンの中にあったのですが、唯一デジタルカメラ…150ポンド相当のLumixだけがなかったのです。
本来カメラのあるべき場所にはメモリーカードと、カバンを送ったと言う女性からの手紙がありました。
手紙には謝礼としてカメラを抜き取ったとあり、「ちょうど自分がカメラをなくしていたこと」、「人は失敗の代償を払わなくてはいけないこと」、「これを交通費と取るように」などの理由が記されていました。
夫婦は返却されたことを嬉しく思うと同時に、勝手にカメラが取られたことにショックを受け、複雑な気持ちでいると語っています。
ちなみに荷物の署名欄には「善人だけど、そこまで善人でない者より」と書かれていたそうです。
夫婦は、「お礼というのは与えられるもので、盗むものではない」との判断から、警察に盗難届けを提出したとのことです。
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