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- Talk is Cheap 池田高雄拳跡集
疑惑を解明するその鍵はナックルパート部分にある。
ナックルパートは包帯を何重にも巻いて作る。
そしてその包帯の束を拳骨の部分に当て、ずれないように紐状に細くしたテーピングを、手の甲の部分から指と指の間に食い込ませて手の平に巻き込んで固定する。
すると包帯を重ねたにすぎないナックルパートには、くっきりと拳骨が浮かび上がる。
ところがだ、亀田選手のナックルパートにはテーピングがまったく食い込んでいないのだ。
これは包帯だけではなく、包帯の中に何か固い異物が仕込まれているとしか思えない。
私の結論に反論がある人間は、なぜ、ナックルパートにテーピングが食い込んでいないのか、私が納得出来るだけの回答を示してもらいたい。
テーピングを食い込ませずにナックルパートを固定する事は不可能だ。
12ラウンドの長丁場を闘い終えた後もナックルパート部分はまったくずれていないので、テーピングでしっかりと固定されている事は間違いない。
私は内藤戦以外での亀田選手のバンテージ写真を何枚か探して見てみたが、そのどれもがナックルパートにテーピングが食い込んでくっきりと拳骨が浮かび上がっている。
それがなぜ、内藤戦の時だけナックルパートにテーピングがまったく食い込んでいないのか?
拳に凶器を仕込んでいたから。
それ以外に答えはない。
”- Talk is Cheap 池田高雄拳跡集