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nerazurinerazuri: “奇しくもおニャン子解散から10年後、1997年に登場した、モーニング娘。は大ブームを巻き起こしました。...

nerazurinerazuri:

“奇しくもおニャン子解散から10年後、1997年に登場した、モーニング娘。は大ブームを巻き起こしました。  近年はメディアに出る機会も減ってましたが、モーニング娘。は決して人気がなくなったわけではないのです。常にコンサートを全国ツアー規模で行い、メンバーの卒業ともなれば必ず横浜アリーナや日本武道館で行われます。モーニング娘。やハロプロが集う通称「ハロコン」は毎年夏と冬に連日数公演行われております。ファンはしっかりと存在しているのです。少なくとも、ゼロ年代を通じて、これほど人気と動員を誇るアイドルは他に存在しませんでした。  では、なぜモーニング娘。をはじめとするハロプロは、世間から姿を消したように見えてしまったのでしょう。  それは、メディアが扇動したアイドルだったからです。  メディアが扇動したアイドルは、その生殺与奪をメディアに奪われてしまいます。ファンでも、事務所でもありません。メディアは数字しか見ていません。特にテレビは、自分たちで素材の善し悪しの判断ができなくなっているのです。視聴率が下がれば番組を打ち切り、CDの売上が下がれば人気がないとみなします。その程度の価値判断しかできなくなっている人間たちが扇動したからこそ、モーニング娘。はメディアから“価値”を認められなくなり、メディアから姿を消さざるを得なくなったのです。  しかし、モーニング娘。は今も活動してますし、ファンもしっかりいます。コンサートでの動員は嘘をつきません。メディアに作られたモーニング娘。はいなくなったかもしれませんが、今は新しいメンバーが新しいモーニング娘。の歴史を、新しいファンとともに刻んでいます。それは、テレビ局など一握りの人間のさじ加減で決められたものではありません。モーニング娘。のメンバーと、コンサートに足を運ぶ一人ひとりのファンの想いです。モーニング娘。は、今、新しい力を得て、再び立ち上がろうとしています。  そして、メディアに依存せず開始されたアイドルプロジェクトで大成功したのが、AKB48と、ももいろクローバー(現・ももいろクローバーZ、以下ももクロ)です。今でこそ(特にAKB48は)テレビなどのメディアで見かけるのは珍しくなくなりましたが、これはテレビに出たから売れたと言うよりは、人気が出たからテレビが出すようになったのです。  AKB48にせよ、ももクロにせよ、メディアはそのムーブメントの主導権を一度も握ること無く、後追いすることしかできませんでした。両グループのブレイクは、テレビが自分たちでムーブメントを作る力はなくなっており、実際に人気が出てきたものを数字で選別することしかできなくなっていたことを証明したのでした。”

アイドル大航海時代〜ネットの海から新天地へ〜 - SKiCCO JOURNAL


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