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- わたしの黒歴史17 by 一日一便 | ShortNote (via kotoripiyopiyo)
音楽の時間、鍵盤ハーモニカを弾く私の腕を見て、隣のちょっと可愛い顔をした男子が悪気なさそうに「意外と毛深いんだね。」と言い放った。
当時、私にできるのは「泣く」の一択だった。とめど無く涙が溢れてきた。担任の先生(若い女性だった)は涙と鼻水で顔中ぐしゃぐしゃにしている私にすぐ気付き、音楽の授業を中断して何があったのかを尋ねた。
かくして私が毛深いという指摘を受けた事実は一瞬にしてクラス中に広まった。そして今度は先生が隣の男子に放った「大人になったらあなたの方がモジャモジャになるの!」の一言で彼まで泣き出し周りのざわめきが止まらなくなるというカオスな様相を呈して音楽の授業はブッ潰れた。
”- わたしの黒歴史17 by 一日一便 | ShortNote (via kotoripiyopiyo)